本記事は、文章を書くトレーニングとして日記を書き始めようと思ったけど、ある程度の文量を書くのが難しいという方向けのものです。
日記を書くのに慣れてきて、毎日4、5行書いているという方でも今後の参考にしてみてはいかがでしょうか。
文末の表現を変える
文章を書き慣れていない人がよくやることに、文末の表現を同じにしてしまうことが挙げられます。
「今日は○○さんと△△でご飯を食べた。○○さんは唐揚げ定食がオススメと言った。唐揚げ定食がうまかった」
こんな感じの文章です。1、2行ぐらいならまだいいですが、5行以上も「○○した」「○○だった」などの表現が続くと文章のリズムが悪くて、読む気がなくなります。
日記はあくまでトレーニングですが、他人に見せる文章でも文末の表現がずっと被るようだとかなり読みづらいです。
先ほどの文章を直してみます。
「今日は○○さんと△△でご飯を食べた。○○さんは唐揚げ定食がオススメとのこと。唐揚げ定食はうまく、○○さんがよく食べるのにも納得だ」
どうでしょうか? 2、3行目の表現を変えるだけで読みやすくなったと思いませんか?
文末の表現を被らないようにするだけで、かなり読みやすくなりますので、日記を書く際に意識してみてください。
色んな情報を盛り込む
私も昔はそうだったのですが、日記を書き始めると事実のみを並べがちになります。最初に書いた唐揚げ定食の文がまさにそうです。
日記ですから、事実を書くことは間違いではありません。しかし、文量を多く書くことや文の表現の幅を広げるためにも、事実以外の様々なことを日記に盛り込むといいです。
事実以外のこととは、例えば自分の考えや感想です。
「友人が今度マイホームを建てると言った。結婚して間もないのに、今度はマイホームと来たか。マイホームのためにも、もっと仕事を頑張ると友人は笑っていた。
マイホームを建てることが夢だという友人には悪いが、私は賃貸派だ。建てるだけで数千万円のローンを組む必要があるというだけでもかなりヤバいのに、家を建てた後にも修繕のためにさらに数千万円かかるという噂じゃないか。マイホームを建てたが最後、マイホームのために働き続けなければならないと言っても過言ではないだろう。そんなの、私はまっぴらごめんだ」
このように日常の何気のない友人との会話に対して自分の考えや感想を書くだけでも、結構いろいろ書けるわけです。
特に、自分の考えを書くことは、論理的な文章を書くトレーニングにもなりますのでオススメです。
まとめ
・文末の表現を変えて、読みやすくする
・事実だけでなく、考えや感想などを盛り込む
それでは、今日はこのへんで!
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