私は祖父母と一緒に暮らしています。
祖母は足腰が痛いと言いながらも、頭はしっかりしていてボランティアもやっています。
一方、祖父は要介護3で認知症を患っています。食事は自分でできますが、トイレは半分介助が必要で、ほとんど毎朝失禁してしまいます。
この失禁が原因で祖母はストレスを感じています。最初の頃は、優しく世話をしていた祖母ですが、最近ではイライラして口調が強くなることも。
「あんたのために、私は自分のやりたいこともできない!」
「どこかに行ってしまいなさいよ!」
祖母は怒ると、よくそんな言葉を口にします。
祖父はデイサービスは利用していますが、祖母のストレスを考えると施設に入所させてもらったほうがいいと私は勧めています。
しかし、祖母はお金がかかるからという理由で拒否するのです。
失禁する以外は、暴れたり徘徊したりしないので、祖母には祖父をできる限り自宅で面倒を見てあげたいという思いもあります。
その思いは充分理解できます。
ただ、祖母のイライラは家族にも伝染します。
介護疲れが溜まっている祖母が祖父を大声で叱ったり、私や家族に八つ当たりし始めたりするとこちらまでイライラします。
そんな祖母に何度も、介護疲れのことを考えたらお金のことを言っている場合ではないと説得を試みています。
祖父の介護に疲れ、それでもお金がないことを理由に施設への入所を拒否する祖母を見て、老後に必要なのは健康とある程度のお金だと思います。
私の祖父がもし認知症ではなく至って健康で、介護度がついてなければ祖母が介護する必要はなかったはずです。もし私の家にある程度のお金があれば、認知症の祖父を施設に入所させることで、祖母を介護疲れから解放することができるのですから。
老後に備えて投資しよう
人生100年時代と言われ、ラジオでは専門家を招いて資産運用しようみたいなコーナーもよく聞くようになりました。
NISAやつみたてNISA、iDeCoなど投資に馴染みのない人でもそれらの単語を聞いたことがあるのではないでしょうか。
個人的に、日本は貯金から自分で資産運用する時代にシフトしつつあるのではないかと思っています。
だから、老後に備えて投資をしたほうがいいと思います。
また、健康面でも日頃から運動をするなどして健康でいられるように意識したほうがいいでしょう。
それでは、今日はこのへんで!