いつもどおり、好決算でも株価は上がらない
先日、北の達人コーポレーション(2930)の2019年2月期第2四半期(18年3月‐8月)の決算が発表されました。
売上高が前年同期比88.0%増の39.50億円、営業利益が同146.9%増の9.53億円、経常利益が同147.1%増の9.54億円、四半期純利益が同149.0%増の6.63億円でした。
15日の引け後に発表されたこの決算を見て、きっと株価は上がるんだろうなと思っていました。
しかし、相変わらず市場の目は北の達人コーポレーションに対して厳しいですね。
16日の終値は前日比27円安(-4.14%)安の625円。
日経新聞によると、純利益が会社計画(7.49億円)を下回り、売りに押されたとのこと。
計画通りではないけれど、今後に期待できる
純利益が会社計画を下回ったいうのは、投資家にとってはあまり明るい知らせではありません。
しかし、決算内容を細かいところまで見ると充分好材料になりうる内容です。
例えば、売上高が前年同期比88.0%増の39.50億円になりました。その理由は、リスティング広告の専任者の配置や広告デザイン面での強化などを進めた結果、新規顧客の獲得の増加につながり、定期購入による売り上げが増加したからです。
また、新商品も登場しています。ペットの抜け毛が付きにくくなる洗濯洗剤「リモサボン」とエイジングハンドケアクリーム「ハンドピュレナ」。両製品とも発売直後から複数の雑誌で取り上げられるほど注目されています。今後どこまでファンを獲得できるか気になります。
あと、2019年2月期の配当金の増配が予定されています。中間配当金1円60銭、期末配当金2円00銭、年間配当金3円60銭と2018年2月期と比較して約64%の増配予定で、株主への利益還元でも期待できます。増配は、私のような長期保有の投資家にとって大歓迎です。
というわけで、今は株価のバーゲンセール状態だと思います。
買い増します!
それでは、今日はこのへんで!