先輩「うちは退職金が1,000万いかないんだよな」
私「だったら、iDeCoどうですか?」
先輩「年金と一緒で本当にもらえるかどうかなんてわからんよ。闇があるかもしれないじゃん」
私「闇ってなんですか!」
昨年の出来事です。
職場の先輩と退職金の話になりました。
以前の記事でもご紹介したとおり、私の職場は退職金が1,000万円よりも少ないらしいです。
東京都労働産業局の調査によると、中小企業に勤める大卒が自己都合で退職した場合には、勤続30年で750万円の退職金をもらえるそうです。
私の職場は大企業ではなく中小企業なので、1,000万円もらえないのは仕方ないと思います。
ただ、私の先輩は1,000万円という数字に何か強いこだわりがあるようで、退職金の話になるたびにその数字を出します。
先輩の両親やご兄弟は地元で有名なメーカーに勤めています。おそらく、そこの退職金が1,000万を越えているから、先輩の中で退職金の基準になっているようです。
だからこそ、今の職場で退職金が1,000万以上もらえないのに納得できないご様子。
そこで、私はiDeCoを勧めてみたわけですが、まさか闇があるという返事が来るとは驚きです。
先輩「年金だって、うちらが納めた金を投資で何兆円も減らしたって言うし」
私「えー、そうなんですか??(うわー……)」
話がそれたうえに、年金の積立金をGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が溶かしたという間違いを平気で口にされるとは!
GPIFのことを訂正しようとするのは面倒だったので、私はそれ以上何も言いませんでした。
iDeCoで月1万円の積み立てを30年続けて、7%で運用すれば1,000万円も夢じゃないのに!
闇があるのは、勉強不足の先輩なのではと思ってしまった出来事でした。