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就活で地元就職を目指すデメリット

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就活するときに、「地元で働きたい」というのを志望動機にする人もいるかと思います。

マイナビの「2019年卒 マイナビ大学生Uターン・地元就職に関する調査」によると、 地元就職希望率(全国平均)は前年比1.0pt減の50.8%で過去最低値になったそうです。また、地元外進学者のUターン就職希望率(全国平均)も過去最低の33.8%になっています。

地元就職をしない主な要因には、 就職先の「企業数」や「職種」の少なさが挙げられています。

そうなんです、残念なことに地元就職をしようとすると行きたい業界の企業が少なかったり、もしくは就職したい職種を募集している企業がなかったりします。

正直、就活はよっぽど飛び抜けた能力や実績がない限り、企業に採用されるかどうかは運の部分もかなり大きいです。ですから、少しでも多くの企業を受けたほうが無難です。

しかし、地元就職をしようとする場合には、どうしても受けられる企業が少なくなります。例えば、マスコミに就職したいとなったら、新聞社やテレビ局などを受けることになりますが、全国のマスコミを受けている学生と比べるとかなり選択肢は狭まります。

また、本社は地元にあるけど支社や支店が県外にもあるという企業もあり、仮に就職できたとしても転勤させられる可能性があります。そういう企業を受けるときに想定される面接での質問が「地元で就職を希望してるけど、転勤は可能か?」というもの。

企業からしてみれば、転勤しても大丈夫という学生を採用するほうがやりやすいわけです。そうなると、絶対地元じゃないとダメなんですという学生は敬遠される可能性もあります。

私が就活をしていたときも、地元就職というのが目標でした。しかし、本当に地元だけに絞り込んでしまうと選択肢が少なくなるとわかっていたので、実際に受けた企業は地元と隣県の企業です。また、業界・業種を絞り込みすぎると、こちらも同様に選択肢が少なくなるので、マスコミや銀行、小売、製造など色んなところを受けることにしました。

今思うと、地元就職ではなくて、自分がやりたいことから志望動機を考えた方が選択肢が多くてよかったのではないかと思います。

ここまで地元就職を目指すデメリットを書きましたが、私は地元就職自体を否定するつもりはありません。地元就職には、住み慣れた土地で安心感があるとか東京よりも生活費がかからないとかメリットも多いです。あくまで、地元就職を目指す上で苦労する部分もあるということをご紹介したかったです。

それでは、今日はこのへんで!

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