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優等生は社会では生きづらい!? 自分に正直に生きよう

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周囲の期待に応える優等生

社会人6年目になって思うことがあります。

それは、優等生って社会で生きづらいのではないかということ。

ここでいう優等生というのは、模範的な行動で周囲から寄せられる期待に応えようとする人たちのことです。

自慢ではありませんが、私は優等生だったと思います。

小学生の頃から先生や家族の期待に応えようと勉強を頑張りました。「よく頑張ったね」と評価されたかったからです。

中学校、高校に行っても、やはり先生と両親から寄せられる期待は変わりませんでした。そして、その期待に応えようと努力し続けました。

その甲斐あって、大学に進学し、就職もできました。

ですが、新卒で入社したのはブラック企業。激務で長期休みもなく、心身ともに疲弊し転職を考えました。しかし、家族に相談すると猛反対。

「辞めてどうするの?」「転職は大変だよ?」

そう言われればそうかなと思いながら、それでもなんとか仕事を続けていたとき、友人の言葉が私の考えを変えました。

「言葉は悪いけど、両親は自分よりも先に亡くなる。それにも関わらず、両親のために40年近くブラック企業で働き続けるのはおかしい」

友人も転職を考えていました。ですが、両親に相談したときに、せっかく入ったのにすぐやめるのはみっともないみたいな世間体の悪さを理由に転職を反対されたそうです。

直接的ではないにしろ、私の家族もそれとなく世間体の悪さについて指摘していました。

優等生は、家族、特に両親の評価を非常に気にします。子どもの頃からそうしてきたのですから当たり前です。期待に応えようと模範的な行動(私の場合は転職しないこと)をし続けるでしょう。

ですが、ブラック企業で努力し続けるのはいかがなものか。

過労死のニュースを見ると、なぜ辞めなかったのかといつも思います。生活がかかっていたのかもしれませんが、もしかしたら家族や親の期待に応えたいとか、せっかく大学を卒業させてもらったのにすぐ辞めたら申し訳ないとか、そういう理由があって働き続けていたとしたら非常に悲しいです。

周囲の期待によって、自らの可能性を潰す

転職に限らず、人生において優等生というのは行動に制限がかかっていると私は思います。

私が投資を始めたことを家族に話したとき、これまた家族は猛反対でした。

「損するから貯金しなさい!」「借金したらどうするの!?」

資金が目減りする可能性はありますが、少なくとも当時の私は利益を上げていましたし、借金もしていません。

ちなみに、私の家族は投資のことはほとんどわかりません。ですが、自分のイメージや人の失敗談をもとに反対してきたのです。

「信用取引で借金したことがあるからやめておけ!」みたいに本当にやったことがあった上での反対ならまだわかりますが、やったこともないのに反対するというのは納得がいきません。

昔の優等生だった頃の私なら、その反対を聞き入れていたかもしれません。ですが、今の私は違います。

つまるところ、人は自分が知っている範囲のことでしか物事を判断できません。

ちょっと前に、成功する人と成功しない人の違いを描いた漫画がツイッターで話題になりました。内容に関して、大いに納得する中で、成功しない人が親に相談しているコマを見て、「そうそう!」と声を出しそうになりました。

そうです、自分がやりたいと思っていることで成功したことがない親に相談したところで、反対するに決まっているのです!

成功する、成功しないは実際にやってみないとわからないはずです。やってみてダメだと思えば、そこでやめればいいだけなのに、やる前から親の反対で挑戦すること自体をやめてしまうことはもったいないと思います。

優等生がダメというわけではないけれど

もちろん、周囲の期待に応えることがいけないというわけではありません。私が、先生や家族の期待に応えようと、一生懸命勉強したことが無駄だったとは思いません。

ただ、周囲の期待に応えるために努力する中で、果たして自分がやりたいことや目指す自分の姿に自分が近づいているのかを考えるべきです。

周囲の期待と自分のやりたいことが一致している場合は、迷わずその道を進めばいいでしょう。

私は違いました。

だから、転職しましたし、投資も始めました。

家族から見れば私は優等生ではないのかもしれません。世間から見ればすぐに会社をやめる今どきの若者なのかもしれません。

ですが、そんな風に見られようと構いません。仕事とプライベートの両立も実現できましたし、少なくともブラック企業に勤めていたころよりは充実した毎日を送っています。

以前の勤め先の先輩から、「人生楽しんだもの勝ちだよ」と言われました。仰る通りだと思います。

そのためには、自分に正直でいることが大切ですね。何がしたいのか、何が嫌なのか。それを実現するためにどうすればいいのか考えれば、今とは違う生き方ができると思います。

それでは、今日はこのへんで!

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